この記事では、「出荷」と「配送」の違いを分かりやすく説明していきます。
「出荷」とは?
「出荷」とは製品や商品を市場や顧客のもとに送り出す一連の作業です。
品物をトラックなどで届けることも「出荷」の一部ですが、その前段階である製品や商品に不備がないかを確認することや必要な数を梱包して積み込むことも「出荷」に含まれます。
倉庫から注文を受けた商品を選び注文された分の数を揃え、梱包してから送り届けるための車に積み込み現地に送り届けるという全ての流れを一纏めにした言葉が「出荷」です。
「配送」とは?
「配送」とは物品を目的地まで送り届けることです。
企業が製品や商品を倉庫や市場あるいは顧客の住居へ送ることも「配送」といいますが、個人が個人へ物を送り届けることも「配送」と言います。
「出荷」において「配送」は最終工程になりますが工程の一つでしかありません。
「配送」はあくまでも指示された場所へ物を送ることだけを指すので、どんな物を送るか送るものはどのように梱包するか送る場所はどこかは事前に決めて準備しておく必要があります。
「出荷」と「配送」の違い
「出荷」と「配送」の違いを、分かりやすく解説します。
商品や製品などを送り届けるための流れが「出荷」で、物品を実際に送り届けることが「配送」です。
「出荷」は注文があったものなど商業的に物を送ることにしか使われませんが、「配送」は商業的な物を送ることにも個人的なものを送ることにも使われます。
また「出荷」は数を揃えて送る準備をするところから実際に送り届けるまでのすべての工程を含めますが、「配送」は送り届けるという工程だけを指し他の工程を含みません。
まとめ
どちらも最終的には商品などが送り届けられるという点では同じですが、送り届ける以外の工程を含むかどうかが違います。
「出荷」という場合「配送」するだけではなく「配送」する前に数を揃えて梱包するところから含めて指していることは覚えておきましょう。
