この記事では、「リブアイ」と「サーロイン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リブアイ」とは?
「リブアイ」は霜降り牛のことで、脂肪がある部位を取り除いたお肉のことを意味します。
なお、「リブアイ」は、あばら骨の肉のことでリブロースが霜降り牛に余分な脂をプラスしたもので、「リブアイ」は霜降り牛のきめ細かな脂肪と赤身のバランスが絶妙な部分のみを取り出し余分な脂は不要として廃棄したものです。
「サーロイン」とは?
「サーロイン」は背中当たりの肉のことで、適度に赤みにサシが入った肉です。
そのうえで、余分な脂も付属している点が日本の場合の特徴で、海外であれば、余分な脂は取り除かれ、赤身と脂肪のバランスの良い部分だけを食用にします。
ですが、日本の場合、余分な脂も「サーロイン」のうまみとして認識しているため、余分な脂も使用します。
「リブアイ」と「サーロイン」の違い
両者の違いは肉質で、「リブアイ」はものすごく細かな肉質で細かく赤身と脂肪がバランスよく入った部位なのでとても柔らかいです。
一方、「サーロイン」は、赤身と脂肪が含まれていますがバランスが良いかといわれると微妙で日本の場合、脂の塊がある部位でも「サーロイン」として出荷するため肉質が安定しているというバランスの良さにおいては、「リブアイ」のほうが上質な肉であるといえます。
なお、「リブアイ」も「サーロイン」も高級部位であることには違いがなく、どっちがたくさん牛さんから取り出すことができるの?という疑問については「リブアイ」のほうが少ないです。
まとめ
「リブアイ」については、「サーロイン」という部位から余分な脂を取り除いたものなので、「サーロイン」よりたくさんの量を食用に回すことはありません。
逆に「サーロイン」は、余分な脂肪の塊の付着を許すので、余分な脂が大量にあってもそれを付着させるとたくさん牛から取り出して食用に回します。
