この記事では、「モグラ」と「ネズミ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「モグラ」とは?
「モグラ」とは土の中で生活する哺乳類です。
地上に出ることもできますが地中で生活するのに特化した体になっており、地中には光が届かないこととにおいで状況を判断できる嗅覚があるため目は明暗を判断できる程度しかありません。
その体の中でも特に特徴的なのがその両手であり土をかき出して穴を掘りやすい形に進化しています。
また地中にはほとんど植物がないことから食性は地中の虫やミミズなどを食べる肉食性です。
「ネズミ」とは?
「ネズミ」とは哺乳類の中でもネズミ目に分類される動物の総称です。
地球上のあらゆる場所に生息しており基本的に身体は小さいですが長い尻尾を持ち、丸い耳や尖った鼻を持つなどの共通点を持ってます。
歯が生涯伸び続けるという特徴があることから食べる以外の目的でも固いものをかじり続けて歯の長さを整える習性を持つのも特徴です。
そのため人間の生息域に潜むネズミは建物の柱や家具ケーブル類などをかじって損傷させるため害獣として扱われます。
「モグラ」と「ネズミ」の違い
「モグラ」と「ネズミ」の違いを、分かりやすく解説します。
地中で生活することに特化した哺乳類が「モグラ」で、地上のあらゆる場所に生息域を広げ繁殖した哺乳類の一カテゴリーが「ネズミ」です。
「モグラ」の尻尾は短いですが「ネズミ」は長い尻尾を持ちます。
また「モグラ」は土を掘るために類を見ない特徴的な手の形をしていますが、「ネズミ」の手はそこまで特徴的ではありません。
まとめ
「ネズミ」の中には一見「モグラ」と似た見た目のものもいますが、一番簡単な見分け方は「モグラ」は土を掘るために独特な手の形をしているという点でしょう。
他にも「モグラ」はしっぽが短く「ネズミ」は総じてしっぽが長いのでそれによっても見分けられます。
ただし「モグラ」は地中で生活するのに特化した生態のため、地上でそれらしいものを見かけても「ネズミ」だったというケースが多いでしょう。
