普段の生活で家から出ない性格を示す言葉には「出不精」や「引きこもり」があります。
この記事では、「出不精」と「引きこもり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「出不精」とは?
「出不精」は「でぶしょう」と読む言葉であり、外出するのが嫌いであったり面倒に思う性格を表します。
「出不精」は普段の生活や休日などに外出するのが嫌いな性格であり、仕事や業務の場合には普通に外出するのが特徴です。
「出不精」はインドアな趣味を持っている場合から、単純に動くのが面倒という性格の人も存在します。
「引きこもり」とは?
「引きこもり」とは特定の理由で学校や仕事に行けない状態や、これによって部屋から出ない状態を示す時に使う言葉です。
「引きこもり」の原因は人それぞれであり、最近では社会問題となっています。
「引きこもり」の人は家にずっといることから家族以外の人とのコミュニケーションが少なく、社会的な交流が少ないのが特徴です。
「引きこもり」の類義語には「ニート」がありますが、こちらは社会的な交流があるものの仕事がない人を示す時に使います。
「出不精」と「引きこもり」の違い
「出不精」は単純な性格を示す言葉であり、「引きこもり」は働いておらず社会的な交流がない状態を示す言葉です。
「出不精」は特に問題ないものが多いのですが、「引きこもり」は様々な要因が重なり合っており社会問題となっています。
「出不精」の例文
・『彼は出不精だったが恋人と付き合ってからは積極的に外に出るようになりました』
・『幼い頃から出不精だったので、肌が色白で日焼けに弱くなりました』
「引きこもり」の例文
・『引きこもりを巡る問題は年々複雑化していると思います』
・『その漫画化は引きこもり時代をネタにしたエッセイを出してヒットしました』
まとめ
「出不精」は外出するのが嫌いという性格を示す言葉であり、「引きこもり」は様々な要因が重なり合った社会問題として捉えられています。
