この記事では、「わかめ」と「のり」の意味や違いを取り上げて、分かりやすく説明していきます。
「わかめ」とは?意味
成長すると2mに伸びる海藻が「わかめ」であり、短く切ってからパックや袋に入れて販売します。
表面はつるつるした滑らかさがあり、少し噛みにくいところがあるため、1cmから2cmほどに切って食べるのが一般的です。
茹でると青みが増し、緑色がより一層際立ちます。
磯の香りもする「わかめ」は、ラーメンや味噌汁、混ぜご飯にした料理が人気を集めます。
生のままで食べられる「わかめ」は、砂糖を入れた酢に、薄切りにしたきゅうりと和えたり、酢味噌和えにするのも相性がいいと日本ではよく食卓に出される料理です。
「のり」とは?意味
大きく成長しても25cmにまでにしか成長しないのが「のり」です。
多くの海苔を寄せ集めて、約20cm四方の大きさの網の上に薄くのせて、風に当てて乾燥させたものが寿司用の「のり」として使われています。
歴史は古く、飛鳥時代にはすでに食べられていて、朝廷への献上品としても選ばれていました。
大きい正方形の「のり」は太巻きにしたり、おにぎりを包むために使われています。
最近はデコアート用も出ており、ご飯の上に文字や絵が描けるようすでにカットされているところが人気です。
「わかめ」と「のり」の違い
「わかめ」と「のり」の違いを、分かりやすく解説します。
フコキサンチンを豊富に含むため、お湯を通せば緑色になるのが「ワカメ」といいます。
日本では東北地方の三陸でとれる三陸わかめが代表的であり、サイズが大きいのが特徴的です。
他にもコリコリと歯ごたえが楽しめる茎わかめはおつまみ用として販売したり、乾燥させた「わかめ」は味噌汁に入れれば倍に膨らみ、すぐに食べられます。
食物繊維やマグネシウム、ビタミンK、鉄分などが豊富に含まれています。
もう一方の「のり」は、海から摘んだ「のり」をみすの上に薄くのせて乾燥させたもです。
含まれている成分には葉酸やグルタミン酸、グルニア酸、イノシン酸で、焼けば香ばしい味が楽しめる焼海苔や、佃煮に適した濃厚な味がする岩海苔、生のりで作られた乾海苔などがあります。
まとめ
どちらも海の中で育つ海藻類を主原料としたものですが、海藻の違いや料理の仕方、成長したときの長さなどに違いがありますので、自分なりに比較してみるといいでしょう。
み立てれば簡単に完成します。