「無病息災」と「家内安全」の違いとは?分かりやすく解釈

「無病息災」と「家内安全」の違いとは?違い

この記事では、「無病息災」【むびょうそくさい】と「家内安全」【かないあんぜん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「無病息災」とは?意味

自分や家族が病気にならないよう願うことを「無病息災」【むびょうそくさい】といいます。

盗難や空き巣、強盗など不幸がないように願い、不幸がこないよう祈る人間の願いを意味するわけです。

病気にかかったり、盗難に遭ってお金を奪われることがないよう願うのも、この言葉の意味になります。


「家内安全」とは?意味

家族が病気にならず、家屋も天災に遭わないよう願うのが「家内安全」【かないあんぜん】といいます。

重い病気で家族が病の床に伏せることがないよう願うのと、洪水や台風で家が倒壊しないことを願って祈るわけです。

家族全員に不幸なことが起きないように祈り、建物に災いが起こらないようにと意味も込められています。


「無病息災」と「家内安全」の違い

ここでは、「無病息災」「家内安全」の違いを、分かりやすく解説します。

自分が重い病気にかかったり、盗難に遭ってお金を盗まれないよう願うのが「無病息災」です。

災いに遭うことなく、いつも幸せに暮らせる人生であるように手を合わせます。

もう一方の「家内安全」は、家族全員が無事で過ごせるように願います。

また、家がいつも安心して暮らせるよう災害に遭わないことを祈って生活するという意味があります。

「無病息災」の例文

・『家族の稼ぎ頭である私が倒れて病気にならないよう無病息災を祈る』
・『私は神社に行き、心から元気でいられるよう無病息災を願った』

「家内安全」の例文

・『事故を起こした私は、家内安全と書かれたお札を大事にしている』
・『山崩れが起きやすいので、家内安全を願って家族の無事を祈った』

まとめ

病気にかからないよう願うのであれば「無病息災」を、事故や盗難がないようにしたいのであれば「家内安全」を願うといいでしょう。

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