この記事では、「整体」と「ストレッチ」の違いについて紹介します。
整体とは?
整体とは主に手技を用いた民間療法で、骨格の矯正を目的に行いうものです。
骨格や筋肉のバランスを整え、体全体の機能を高めたり不調を改善したりします。
人の身体は日常の動作や生活習慣などで骨格に歪みやズレが生じるといわれます。
それを元の正しい位置に戻すのが整体で、慢性的な肩こりや腰痛を解消できることもあります。
骨格が正常な位置に戻ることにより、血液やリンパの流れが良くなるからです。
整体は整体院などで行われており、個人で活動している整体師もいます。
整体師は国家資格ではないので誰でもなることはできますが、整体師の養成学校等に通い技術を習得した人がなることが大半です。
ストレッチとは?
ストレッチとは筋を伸ばす柔軟体操のことで、筋肉を良好な状態にすることを目的に行います。
運動の前のウォーミングアップとして行うこともありますし、運動後のアフターケアのために行うこともあります。
運動前のストレッチは、心拍数を上げて血流量を増やし、関節の可動域を高める効果が期待できます。
怪我を予防する効果もあります。
運動後に行うストレッチは、緊張している筋肉をリラックスさせるために行います。
ストレッチにはいくつか種類があり、運動前と運動後では適したストレッチは異なります。
整体とストレッチの違い
整体は骨格の歪みやズレを矯正するために行うもので、ストレッチは筋肉を良い状態にするために行うものです。
整体は自分で行えるものではなく、整体師の施術を受けます。
ストレッチには自分で行う場合と、トレーナーが行う場合があります。
また、整体は肩こりや腰痛など体の不調を改善するために行うことが多いですが、ストレッチは身体機能を高めたりパフォーマンスを向上させるために行うことが多いです。
まとめ
骨格の歪みやズレを矯正するのが整体で、筋肉を良好な状態にするために行うのがストレッチです。
