この記事では、「たこ焼き粉」【たこやきこ】と「お好み焼き粉」【おこのみやきこ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「たこ焼き粉」とは?意味
ダシをとる必要もなく、味付けがしてある「たこ焼き粉」【たこやきこ】は、溶いた卵と水を入れるとサラッとした生地に仕上がります。
専用機で丸く焼くと外はカリッと焼けるのに、中はトロッと焼けるので、あまりたこ焼きを作ったことがない人でも店のようにうまく焼けるように作られているのです。
本場の味を再現できるように調合された調味料と、絶妙な配分を考えている粉には丸鶏エキスが入っているものがあり、味に深みが出ます。
タコを入れてくるくる回しながら焼いても破けず、包み込みながらしっかり焼けるよう考えて作られています。
「お好み焼き粉」とは?意味
乾燥したかつお節や生姜が入っている粉に水を混ぜると、とろみが出るのが「お好み焼き粉」【おこのみやきこ】です。
ダシや調味料が入っていますので、あとは水と細く切ったキャベツに割った鶏卵を入れて、良くかき混ぜたものをフライパンで焼くだけでお好み焼きができます。
焼けばホットケーキのようにふわっとふくらみ、弾力があるケーキのようにふっくらと焼けるので、焼くことが苦手な人でもプロのように焼けるでしょう。
なかには、とろろが入っているものは滑らかな舌触りを楽しめる「たこ焼き粉」もあります。
「たこ焼き粉」と「お好み焼き粉」の違い
「たこ焼き粉」と「お好み焼き粉」の違いを、分かりやすく解説します。
焼いても中がとろっと焼きあがるよう工夫されて配合されているのが「たこ焼き粉」です。
加工でん粉や増粘剤が入っていたり、味に深みを出すため丸鶏エキス粉末が入っています。
焼くと外がカリッと焼けて、ソースをかけても丸い形を保ち、爪楊枝を刺しても崩れにくく焼ける粉です。
もう一方の「お好み焼き粉」は、焼くとしっかり円形状にふっくらと焼けます。
乳化剤が入っているところが「たこ焼き粉」であるところが大きな違いであり、キャベツを入れて焼けばやわらかく、ふわっとした食感を感じられる生地が楽しめるのです。
まとめ
どちらもすでに味が整っている粉であり、タコかキャベツを入れるだけで簡単に焼ける商品ですが、含まれているものやとろみなどに違いがありますので、自分なりに試してみるのも勉強になるでしょう。