「戯言」と「冗談」の違いとは?分かりやすく解釈

「戯言」と「冗談」の違いとは?違い

この記事では、「戯言」【ざれごと・たわごと】と「冗談」【じょうだん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「戯言」とは?意味

聞いている人がどうしようもないと思う話をするのが「戯言」【ざれごと】です。

聞く方も最初からふざけていると思う話をしていると分かっているため、軽い気持ちで聞くといった話を指します。

「虚言」と書いて【たわごと】と読むときは、いい加減で中身がない話という意味があり、ふざけていると感じ取れますので、相手を苛立たせてしまうでしょう。


「冗談」とは?意味

相手を楽しませようとするため言葉で冗舌に談話することを「冗談」【じょうだん】といいます。

その場の雰囲気を明るくするために本当ではない出来事や話をして笑わせたり、楽しませるという意味があるわけです。

聞く相手を楽しませておいて、実は今の話は「嘘でした」といって笑わせてみたり、相手の興味を惹きつけることもあります。


「戯言」と「冗談」の違い

「戯言」「冗談」の違いを、分かりやすく解説します。

中身がないどうしようもない内容や、いい加減なふざけた話を「戯言」といいます。

聞いている方も真面目な話ではないと分かっていて聞くところから、お互いにふざけた気持ちで会話するときに取り上げられる話です。

もう一方の「冗談」は、作り話を自分なりにおかしく話して相手を楽しませるという違いがあります。

「虚言」の例文

・『友人は虚言の話をして惑わすところがたまらない』
・『彼氏の虚言の話にのることなく、軽く聞き流している』

「冗談」の例文

・『彼女の冗談を聞くのが、私のちょっとした楽しみになっている』
・『冗談ばかり言っていると相手を苛立たせるので、気をつけよう』

まとめ

中身がないことや、どうでもいいような話して相手を楽しませるのが「虚言」で、人を楽しませるため本当ではないことを面白く話すのが「冗談」と覚えておくといいでしょう。

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