この記事では、「局アナウンサー」【きょくあなうんさー】と「フリーアナウンサー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「局アナウンサー」とは?意味
特定の放送局に面接して受かり、入社した社員がテレビ番組に出演して仕事するのが「局アナウンサー」【きょくあなうんさー】といいます。
フジテレビや日本テレビなど主に番組を放送している会社であり、そこに入社したアナウンサーはその局でのみ正社員として与えられた仕事をこなしていくわけです。
そのため、毎月一定の給料をもらうサラリーマンと同じようなスタイルで支払われます。
所属する部署はアナウンス部で、主にアナウンス業するのが仕事です。
番組に出演しないときは計算して伝票に記入したり、書類を作成し、コピーするなどさまざまな事務の仕事もこなします。
「フリーアナウンサー」とは?意味
どのテレビ局で仕事する会社にあえて所属せず、一人で事業展開して仕事を取得してまわる人を「フリーアナウンサー」と呼びます。
声がかかれば他局にも出入りして仕事をこなし、司会業やバラエティ番組のゲストなどで稼げるわけです。
番組の司会進行役やバラエティ番組は1回あたりの報酬がかなり高く、「局アナウンサー」の10倍前後になることもあります。
しかし、仕事のこなし方や見た目で選ばれるため自分に合う仕事がなければ声がかからなくなり、収入がかなり減ることになってしまうのです。
稼げるときは驚くほど稼げますが、人気がなくなると無収入になってしまいます。
「局アナウンサー」と「フリーアナウンサー」の違い
「局アナウンサー」と「フリーアナウンサー」の違いを、分かりやすく解説します。
アナウンス部に所属して、上から指示された当局が放送する番組に出演して、司会や補助的な仕事するのが「局アナウンサー」です。
会社員と変わらないので、毎月決まった給料を受け取ります。
そのため、飛びぬけて美貌があるとか、芸がなくても安定して番組に出演して、こつこつ与えられた仕事こなしていけばクビになることはありません。
もう一方の「フリーアナウンサー」は会社員ではなく、芸能人のようにタレント事務所に所属して、依頼されればその仕事をしっかりこなして報酬を受け取ります。
そのため、報酬は芸能人のようにその都度変わり、かなり高い額になるわけです。
まとめ
どちらもアナウンス業で仕事する人を指す職業ですが、「フリーアナウンサー」は完全に自分で仕事をとってこなし、「局アナウンサー」は会社の社員として働くと覚えておくといいでしょう。