この記事では、「モットー」と「スローガン」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「モットー」とは?意味
考え方を表すのが「モットー」であり、企業や個人がこれから企画を立ち上げるとき、どのようなことをしていこうかと考えて、それに向かって突き進もうとする状態を表します。
言葉の語源はイタリア語の声を出すと訳す“motto”(モットー)であり、自分はこれから仕事に取り掛かる前に、いつまでに、どの程度の量をこなし、どう頑張るか伝えるわけです。
本人のやる気に焦点を当てている言葉であり、どのくらいの気力を持って頑張ろうとしているか伝えられます。
「スローガン」とは?意味
どのような戦略を持ってプロジェクトに取り掛かり、仕事を仕上げていこうか具体的に発表するのが「スローガン」です。
言葉の語源はゲール語で、スコットランドでは軍隊が勝利するために掲げる言葉を表すときに使われていました。
いかにいい商品を一つでも多く売るためにはどのような物作りして、どう宣伝すればライバル企業よりも売れるかを考えては、ホームページやテレビCMなどのメディアを使って伝えます。
主に、多くの社員が働く企業がよく掲げるとき使うやる気や目標を発表するわけです。
「モットー」と「スローガン」の違い
「モットー」と「スローガン」の違いを、分かりやすく解説します。
個人の場合、自分はどのようなことを目標にして頑張っているかを人に伝えるのが「モットー」です。
企業では、経営方針はどのようにしていくか伝えるとき使い、いかに自分たちはこれから飛躍するため社員が一丸となって頑張るか発表します。
もう一方の「スローガン」は、企業が大々的に掲げる主義主張を簡単にまとめて簡潔にした言葉として発表する言葉です。
「モットー」の例文
・『私は毎日起きたら必ずラジオ体操するのがモットーである』
・『わが社は社員の意見も大事にしているのがモットーである』
「スローガン」の例文
・『我が社は大々的に垂れ幕を掲げてスローガンを掲げた』
・『団体が自分たちのスローガンを伝えるためデモ行進する』
まとめ
どちらも企業が主義、主張するために声を出してやる気を伝えるものですが、個人で考えを伝えるときは「モットー」を使い、「スローガン」は主に企業が掲げる目標であると覚えておくといいでしょう。