「手元」と「手許」の違いとは?分かりやすく解釈

「手元」と「手許」の違いとは?違い

この記事では、「手元」「手許」の違いを分かりやすく説明していきます。

「手元」とは?

「手元」は、手の届く場所などのほか、道具を使用すればおそらく届く場所という意味です。

なので、「手元に置く」という言葉は、すぐ手の届く場所に置くことのほか、道具を使用すれば即座に手に入れることが可能となる様子を意味します。

他にも、「手元」は今ある残金のことも意味します。


「手許」とは?

「手許」は、「手元」と全く同じ意味でこちらは常用漢字を用いずにすぐ近くにあるとか、手の届く場所であるという意味の言葉です。

なので、常用漢字側ばかりが注目されているがゆえ、割りばしなんかに記載されている言葉も「お手元」とあるように、「お手許」という記載はありません。

ですが、「お手許」と記載してもすぐ近くに存在する割りばしのことを意味するので、意味は一応通じますが、常用漢字ではないので理解するに際して非常用漢字を知っている必要があるのです。


「手元」と「手許」の違い

両者の違いは、漢字における記載において常用漢字で表現をしているかしていないかです。

常用漢字は、「手元」になり「手許」は、常用漢字ではない言葉で構成されています。

ですが、両者とも意味自体は全く同じなので、漢字で記載する際に表記法が違うだけです。

「手元」の例文

・『お手元と記載がある割りばし』

「手許」の例文

・『手許が明らかに少ない』

まとめ

「手元」については、すぐ近くにある者のことや手の届く場所にある何かを意味したり、今持っている残金という意味もあります。

なので、「手元が少ない」というのは、今手に持っている残金が少ないということです。

なので、「手許が少ない」という言葉も全く同じ意味になります。

「手許」は、常用漢字ではない表記で、「手元」と全く同じ内容を指すので意味自体は全く同じになります。

ただ、使用する漢字が常日頃から使用する漢字ではないというだけで意味は同じなので一応、「お手許」というように漢字で割りばしに文字を記載しても意味は通じるというわけです。

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