コンピュータネットワークの関連用語に「アップロード」と「ダウンロード」があります。
この2つはそれぞれ何を指す言葉なのでしょうか。
今回は、「アップロード」と「ダウンロード」の違いを解説します。
「アップロード」とは?
「アップロード」とは、「ネットワークを通じてデータをサーバーやホストコンピューターに送信すること」を意味する言葉です。
「アップロード」の使い方
コンピューターネットワークの世界ではサーバーやホストコンピューターなど各端末を取りまとめる存在から末端へと送られてくるデータを下り、末端の端末からデータを取りまとめる役割を担うコンピュータやデータセンターなどに送るデータを上りと表現します。
ネットワーク上で行われるデータのやり取りのうち末端の端末からデータを送信する行為を「アップロード」といいます。
一般的に送信されたデータは共有や公開されますが、非公開のやり取りであっても末端から上りの流れで送信されるデータであれば「アップロード」に含まれます。
「ダウンロード」とは?
「ダウンロード」とは、「サーバやホストコンピューターなどからネットワークを通じてデータを受信すること」を意味する言葉です。
「ダウンロード」の使い方
下りの流れで送信されるデータを受信することを意味する言葉で、簡単に言えば各種データを受け取る作業にあたります。
サーバーやホストコンピューターから送られてくるデータを受信する作業のほか、共有されていて自由にアクセスできるデータを端末に落とす作業も「ダウンロード」です。
「アップロード」と「ダウンロード」の違い
データの流れのうち下流から上流に向かってデータを送信する行為が「アップロード」、上流から下流に向かって流れるデータを受信する行為が「ダウンロード」です。
データの内容や種類にかかわらずどちらの方向に送られるのかによって区別されます。
まとめ
「アップロード」と「ダウンロード」はネットワークを利用するなら絶対に知っておくべき基礎知識です。
どのようなデータのやり取りを表しているのか、意味を正しく理解して使いましょう。