この記事では、「電気式床暖房」と「ガス式床暖房」の違いについて紹介します。
電気式床暖房とは?
電気式床暖房とは、熱源に電気を使う床暖房のことをいいます。
床暖房は足元から効率的に部屋を暖めることができ、暖房器具が床下にあるので邪魔になることもありません。
火を使わないので安全に使用できると、導入する家庭も増えています。
電気式の床暖房は、床下に設置されている電気ヒーターを発熱させて床を暖かくする暖房器具です。
電気式床暖房には、夜間電力を使って蓄熱体を暖める蓄熱式もあります。
電気式床暖房は施工が比較的簡単なので、住まいをリフォームする時などにも取り入れられています。
ガス式床暖房とは?
ガス式床暖房とは、熱源にガスを使う床暖房のことをいいます。
ガスでそのまま床を暖めるわけではなく、ガスで加熱した暖房用の温水を配管を通して床下に導いて床を暖めます。
温水循環式床暖房と呼ばれるもので、その中でも熱源にガスを使うものがガス式床暖房に分類されます。
温水循環式床暖房には、熱源に電気を使うものや灯油を使うもの、ヒートポンプを使うものもあります。
ランニングコストが割安なので、省エネルギー住宅などに使われることが多いです。
電気式床暖房とガス式床暖房の違い
電気式床暖房は電気を熱源に使っている床暖房で、ガス式床暖房は都市ガスやプロパンガスを熱源に使っているものをいいます。
電気式は電気ヒーターを発熱させますが、ガス式はガスで温めた温水を循環させています。
設置するコストが安いのは電気式床暖房ですが、ランニングコストが安いのはガス式床暖房になります。
また、ガス式床暖房の方が立ち上がりが速いとされており、床が暖まるまでの時間が電気式床暖房よりも短いです。
まとめ
電気式床暖房とガス式床暖房では、熱源に違いがあります。
電気を使用しているのが電気式床暖房で、ガスを使用しているのがガス式床暖房です。
設置コストは電気式床暖房の方が安いですが、ランニングコストはガス式床暖房の方が安いです。