「通常版」と「ディレクターズカット版」の違いとは?分かりやすく解釈

「通常版」と「ディレクターズカット版」の違いとは?専門用語・業界用語

この記事では、「通常版」「ディレクターズカット版」の違いを分かりやすく説明していきます。

「通常版」とは?

通常版とは、つうじょうばんという読み方をすべき言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、特別ではない普通の状態や世間一般に見られるといった意味がある通常の漢字に、その様式に作りかえたといった意味の版の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ通常版は、商品仕様や内容が時期によって変化する事なく、在庫さえあれば何時でも購入出来るものを表すのです。


「通常版」の言葉の使い方

通常版は、特別なものではなく、何時でも購入出来るものに対して使われる言葉となっています。

音楽CDや映画のDVDといった商品に対してこの言葉が使用される事が多く、時期に関わらず生産されていさえすれば、何時でも購入出来るものを表現しているのです。


「ディレクターズカット版」とは?

ディレクターズカット版は、でぃれくたーずかっとばんという読み方をする言葉となっています。

文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、映画監督自身が、撮影したフィルムを編集するといった意味を持っているディレクターズカットの文字に、作りかえたものといった意味を有する版の漢字を加える事で、完成した言葉です。

以上の事から、ディレクターズカット版は、主にハリウッド映画で上映後に、監督自身が編集してDVD等でリリースされる作品を示します。

「ディレクターズカット版」の言葉の使い方

ディレクターズカット版は、ハリウッド映画でプロデューサーではなく、監督自らが再編集した作品に対して用いられる言葉です。

ハリウッド映画を映画館で上映する際は基本的に、プロデューサーが編集して上映されています。

ですがその作品をDVD等で発売する際は、撮影した監督自らが編集して、その作品を発売する事があるのです。

その様な時に、このディレクターズカット版という言葉が使用されます。

「通常版」と「ディレクターズカット版」の違い

通常版とディレクターズカット版の文字表記を並べると、最後の版の漢字は共通しているものの、使われている文字の大部分が違っている事に気付く事が可能です。

ただしどちらも、映画等の作品に対して用いられる言葉である点がややこしい所だったりします。

もっとも通常版は、特別なものが収録されていないDVDやCDを表すのです。

一方のディレクターズカット版は、映画監督自らが再編集したものといった意味を示します。

まとめ

2つの言葉は、使われている文字の大半が違っており、示す意味合いにも相違点があるのです。

通常版は、特別さのない作品が収録されたDVD等に対して使用されます。

対するディレクターズカット版は、監督が自ら改めて編集した作品を収録したDVD等に用いられるのです。