この記事では、「筋肉」と「脂肪」の違いを分かりやすく説明していきます。
「筋肉」とは?
体を動かす働きをしている組織のことです。
繊維状の細胞が束ねられた構造をしています。
「筋肉」といって思い浮かべるのは、握りこぶしを作ったときにできる盛り上がりなどではないでしょうか。
これは骨格筋といいます。
骨格筋は体を動かす働きをする「筋肉」です。
その他にも、「筋肉」には平滑筋と心筋があります。
平滑筋は、内臓や血管の壁にあたる部分にあるもので、内臓を動かしたり、血管の収縮を行ったりしています。
心筋は心臓にある「筋肉」です。
腕や脚などの「筋肉」は自分の意思で動かすことができますが、心筋は自分の意思で動かすことはできません。
そして、休むことなく働き続けています。
「筋肉」がつくとは、「筋肉」の繊維が太くなることです。
繊維の本数が増えることではありません。
負荷をかけて動かし、強化するために必要な栄養素を摂ることで、繊維が太くなっていきます。
「脂肪」とは?
栄養素としての「脂肪」、体についている「脂肪」という意味です。
体についている「脂肪」には、体温を保つ、衝撃を和らげる、エネルギーの貯蔵をする、ホルモンを作り出すなどの働きがあります。
体に悪い、ない方がよいと思われていますが、大切な役割を果たしているのです。
「脂肪」がつく原因は、運動不足やエネルギーの過剰な摂取です。
食べたもののエネルギーが使われないと、「脂肪」が合成されて蓄えられます。
脂質を摂ることで「脂肪」がつくだけでなく、糖質やタンパク質も摂りすぎれば「脂肪」に変換されて体につきます。
「筋肉」と「脂肪」の違い
「筋肉」と「脂肪」の違いを、分かりやすく解説します。
それぞれ役割が違います。
前者は体を動かす役割があります。
後者は体温を保つ、衝撃を和らげる、エネルギーを貯蔵するなどの役割があります。
体についていても、体を動かす働きはしません。
まとめ
どちらも体についているものですが、それぞれ働きが違います。