この記事では、「整形外科」と「形成外科」の違いを分かりやすく説明していきます。
「整形外科」とは?
「整形外科」は、美容という観点から、体を整える治療を行ったり、骨とか筋肉の異常を治療し機能改善というものを目的に治療をする医療行為のことを指します。
なので、美容の場合は、「美容整形」というジャンルの治療になり、見た目を大きくかけて機能を維持する治療ということです。
なお、肩こりの治療なんかは、筋肉の異常の治療になるので、美容目的で行う治療と異なり、「整形外科」が医療行為として治療を施します。
「形成外科」とは?
「形成外科」は、生まれつきや後天的に身体に異常がある場合、治療を施す医療行為を指します。
つまり、生まれつきで身体に異常があり、見た目が悪いとか、身体の異常な形状によって通常の生活ができないという問題を解決するのが「形成外科」です。
つまり、形成は、事故や生まれつきによる機能障害を改善するために存在する医療です。
「整形外科」と「形成外科」の違い
両者の違いは、「整形外科」は、美容目的だったり、今の体に異常が起きている場合、その治療をするというのが主ですが、「形成外科」は、生まれつきや事故などで障害を負った人物の治療を優先するという違いがあります。
なので、障害の治療という意味では、「形成」が障害の緩和や治療を行い、「整形」はあくまで、形を整えてよく見せるか、機能が衰えたものを復活させるという治療を行うという違いになります。
「整形外科」の例文
・『美容整形外科に通う』
「形成外科」の例文
・『事故により足が変形したので形成外科で治療をして貰う』
まとめ
「整形外科」については、美容整形などであれば、身体の機能を維持したまま美しく見せることや、機能強化のほか、衰えた機能を復活させるという治療を行います。
一方、「形成外科」は、生まれつきや事故により、身体機能に障害がある場合、身体機能を通常に戻すことや、身体機能をできるだけ通常に近づけるということを行うのが主です。
なので、大けがなんかで、体の身体機能が失われた場合、「形成外科」の出番で、肩こりなんかの一時的な機能低下は、「整形外科」の出番となります。