この記事では、「シュテムターン」と「パラレルターン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シュテムターン」とは?
「シュテムターン」とは、「ボーゲン(プルークボーゲン)を応用した初心者向けのターン技術」のことです。
「シュテムターン」は、「スキー板をボーゲンのハの字形(逆V字形)に開いてスピードを制御しながら回転して、回転で向きが変わったら再びスキー板を平行にして滑るターン技術」です。
「シュテムターン」は、「初心者でもボーゲンができるようになった後に、繰り返し滑る中で自然に習得しやすいターン」なのです。
「パラレルターン」とは?
「パラレルターン」は、「スキー板を開かずにパラレル(平行)にしたままで回転して向きを変える比較的高度なターン技術」のことです。
スキー技術習得の段階では、「プルークボーゲン→滑走プルーク→シュテムターン→パラレルターン」の順番で体得するとされます。
ただし「パラレルターン移行」がスムーズにいくかは個人差が大きくなっています。
「シュテムターン」が上手くできる人でも、乱れのない「パラレルターン」の獲得に時間がかかることは多く、ターン技術としては難易度が高くなっています。
上級者が急斜面を滑降する時の「スピード感のあるターン」では、このスキー板を開かない「パラレルターン」の技術が用いられています。
「シュテムターン」と「パラレルターン」の違い
「シュテムターン」と「パラレルターン」の違いを、分かりやすく解説します。
「シュテムターン」も「パラレルターン」もスキーのターン技術になります。
シンプルな違いは「パラレルターン」のほうが「シュテムターン」よりも習得難易度が高く、スキー初心者には難しいことです。
スキー板をハの字形にしてスピード制御する「ボーゲン(プルークボーゲン)」の応用で「シュテムターン」は自然に身につけやすい技です。
スキー板が平行なまま曲がる「パラレルターン」は「ボーゲンの応用」だけでは難しく、「シュテムターン」よりは意識的な繰り返しの指導・練習が必要な点が異なっています。
まとめ
「シュテムターン」と「パラレルターン」の違いを詳しく説明しましたがいかがでしたか?「シュテムターン」と「パラレルターン」の違いを学びたい時は、この記事をチェックしてください。