求人情報で休日の項目をチェックすると「完全週休二日制」と「週休二日制」という言葉が使われていますが、具体的にどこが違うのでしょうか。
今回は、「完全週休二日制」と「週休二日制」の違いを解説します。
「完全週休二日制」とは?
「完全週休二日制」とは、「毎週必ず二日以上の休日があること」を意味します。
「完全週休二日制」の使い方
1年の52週のうちただひとつの例外もなく必ず二日以上の休みがある勤務体系を指します。
「完全」という表現の通り週休二日が徹底されている場合にのみ用いられる表現で、週休二日でない週が1週間でもある場合は当てはまりません。
1年のすべての週が完全に週休二日である場合にのみ「完全週休二日制」という表現を使えます。
「週休二日制」とは?
「週休二日制」とは、「1月のうち1週でも週に二日以上の休みがあること」を意味します。
「週休二日制」の使い方
週に二日の休みがあることを「週休二日」といいますが「週休二日制」と言うのはすべての週で休みが二日あるわけではなく、一カ月のうち一週だけ週休二日で残りの3週間は週に1日の休みである場合も当てはまります。
「完全週休二日制」と「週休二日制」の違い
「完全週休二日制」と「週休二日制」の違いは「全ての週で二日の休みがあるかどうか」です。
1年の52週のうちただひとつの例外もなく全ての週で二日の休日があるのが「完全週休二日制」、一カ月のうち二日の休みがある週が1週以上あるのが「週休二日制」という違いで区別されます。
「完全週休二日制」の例文
・『完全週休二日制なので毎週土日が休みだ』
・『完全週休二日制だと1週間で出勤する日は5日になる』
「週休二日制」の例文
・『週休二日制だが二日休めるのは一カ月で最後の週だけだ』
・『週休二日制の会社で働く』
まとめ
「完全週休二日制」と「週休二日制」で休日数は大きく異なる可能性があります。
休日数の差は最大で年間40日近くになるのでどの程度休めるのか必ず確認しておきましょう。