「完成」と「完遂」の違いとは?分かりやすく解釈

「完成」と「完遂」の違いとは?生活・教育

この記事では、「完成」「完遂」の違いを分かりやすく説明していきます。

「完成」とは?

「完成」「かんせい」と読みます。

意味は「あるものがすっかり仕上がること」です。

ある物を作り上げるために作業して、最後まで出来上がることです。

最初から目的を持ち、時間をかけて手がけて完全な形にすることを表します。


「完成」の言葉の使い方

「完成」は名詞として「完成する・した」「完成させる・させた」「完成間近」などと使われます。

「完」「欠けたところがない」という意味、「成」「なる」とも読み「作り上げる」という意味、「完成」「欠けたところなく作り上げること」になります。

基本的に、形があり、目で見える物がすっかり出来上がることに使われる言葉です。


「完遂」とは?

「完遂」「かんすい」と読みます。

意味は「最後までやり通すこと」です。

自分に与えられた役割や任務を最後までやってのけることです。

ある目的をもって計画した行動を実施して、終わらせることを表します。

「完遂」の言葉の使い方

「完遂」は名詞として「完遂する・した」「完遂される・された」「完遂報告」などと使われます。

「完」「欠けたところがない」という意味、「遂」「とげる」とも読み「最後までやり終える」という意味、「完遂」「欠けたところなく最後までやり終えること」になります。

基本的に、目的を持った行為を最後までやって終了することに使われる言葉です。

「完成」と「完遂」の違い

「完成」「形があり、目で見える物がすっかり出来上がること」です。

「完遂」「目的を持った行為を最後までやって終了すること」です。

「完成」の例文

「完成」の例文は以下の通りです。

・『開発に5年間かけた新製品が完成を見る』
・『タワマンが完成する』
・『話題の映画が完成する』
・『イベント用のステージが完成する』

「完遂」の例文

「完遂」の例文は以下の通りです。

・『一大プロジェクトを完遂する』
・『小隊が任務を完遂する』
・『新商品発足チームの役割を完遂する』
・『キャプテンの役目を完遂する』

まとめ

今回は「完成」「完遂」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。