「レイヤーカット」と「シャギーカット」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
「レイヤーカット」とは?意味
トップを短くカットして、毛先にかけて長くしたヘアスタイルを「レイヤーカット」といいます。
英語で「層・段」という意味がある「レイヤーカット」は大きめの顔を小顔に見せる効果があるわけです。
髪が短くても、長い髪の毛にも対応できるのがいい点であり、いろいろなアレンジが可能なところも選ばれている理由になります。
1980年代に多くの美容院で採用されたこのカットは、段カットと呼ばれていました。
子供から大人まで似合うのも幅広い年代に受けた理由です。
毛先が一つに重なることがないので、動きをつけられていろいろな方向に向けて躍動感が出せます。
「シャギーカット」とは?意味
毛先だけをカットしたヘアスタイルが「シャギーカット」といいます。
全体的にカジュアルな印象を与えるヘアスタイルで決めたいと思う人に選ばれているカットであり、毛先だけではなく、顔周りや前髪にも施せばより動きを出せます。
また、軽やかな印象を与えられるこのカットが流行りだしたのは、ニューヨークで働いていた美容師がきっかけでした。
女性だけでなく、ショートの男性にも合うカットとして受け入れられたヘアスタイルだったのです。
特に、ノリがいいロック歌手や踊り子に受け入れられたカットであったため、彼らに影響された日本人の間で流行りました。
「レイヤーカット」と「シャギーカット」の違い
毛束の上は短くして、毛先にかけて長いカットを入れていくのが「レイヤーカット」の特徴になります。
毛束に段差を付けることで髪全体を薄くできて、軽やかに仕上がるわけです。
カット方法としては、毛量を適度に調整していき、毛先にかけて動きをつけていきます。
毛先に段差を付けて内巻きにすればロングであっても全体的に重くなりすぎず、クールで軽快なファッションにも合わせられます。
もう一方の「シャギーカット」は、毛の根元から毛先にかけて髪の毛を裂いたように細くなっていくのが特徴的です。
太い首を細く見せられる嬉しい効果をもたらしたり、丸顔に見せられるというメリットがあります。
また、外向きにカールを付ければ個性的でかわいい印象のお洒落感を出せるのも魅力的なところです。
まとめ
何十年も前に流行ったカットが現在も流行りだしているのは、いつの時代も女性の気持ちを掴む個性が出せるからでしょう。
自分に似合うカット方法を選び、色を変えたり、毛先の動きを追求して見ても面白いものです。