音楽が聞こえてきたら「リズム」と言いますか、それとも「メロディー」と言いますか。
この記事では、「リズム」と「メロディー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「リズム」とは?
周期的に反復、循環する動きです。
律動、節奏とも言います。
運動や音楽、文章などの進行の調子、詩の韻律、音楽の最も根源的な要素で音の時間的進行の構造のことです。
「メロディー」とは?
旋律、音楽の節のことで音調、曲節とも言います。
「リズム」と「メロディー」の違い
「リズム」と「メロディー」の違いを、分かりやすく解説します。
「リズム」と「メロディー」は両方とも音楽の3大要素である「リズム」「メロディー」「ハーモニー」に含まれていて音楽には欠かせないものですが、音程があるかどうかが違います。
「リズム」は音の高さは関係なく、音の出るタイミングや音の長さ、音が出ない間を組み合わせて作った時間的要素だけを見た音楽であるため、音楽だけではなく詩の韻律や運動でも用いられることがあります。
「メロディー」は「リズム」に音の高さを取り入れたものですが、音の高さがずっと同じだとしても敢えて作曲され、それに意味があれば「メロディー」となります。
「リズム」の例文
「リズム」の例文を紹介していきます。
・『私はリズムを付けて英語を話すことも大事だと思います』
言葉にも「リズム」は使われることが多いでしょう。
ゆっくり言う単語と素早く言う単語を区別して本当に伝えたい言葉をはっきりさせるために「リズム」を用いることもあります。
子どもに分かりやすくなるように英語の歌を使って英会話を練習するなど「メロディー」が入った英語を話すことも大切なため、子どもに言うときには言い換えてもいいでしょう。
「メロディー」の例文
「メロディー」の例文を紹介していきます。
・『私はここのメロディーだけ難しく高い声が出ません』
「メロディー」は音程が付くため楽器で演奏したり歌ったりします。
「リズム」は高い声は必要ないため言い換えられません。
まとめ
「リズム」と「メロディー」は両方とも音楽の大切な要素ですが音程の有無が違います。
「リズム」と「メロディー」は人の心を安心させてくれたり楽しい気分にさせてくれたりなど様々な力があります。
好きな音楽を探してみましょう。