キャンプで使うテントの種類として「ドームテント」と「ワンポールテント」があります。
2つのテントはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「ドームテント」と「ワンポールテント」の違いを解説します。
「ドームテント」とは?
「ドームテント」とは、「ドーム型の構造材に布を貼って使うテント」を指す言葉です。
「ドームテント」の使い方
野外で使う宿泊用の簡易小屋を「テント」といいます。
テントは地面に建てた支柱に布などをかぶせて簡易な小屋を形成しその中で寝泊まりなど行います。
テントは形状や支柱の構造によっていくつかのタイプに分類されますが、ドーム型の支柱に布などで幕をはり室内空間を作る構造のテントが「ドームテント」です。
完成時に全体の形状がドーム状になることから「ドームテント」と呼ばれます。
「ワンポールテント」とは?
「ワンポールテント」とは、「中央に立てた1本のポールを支柱として使うテント」です。
「ワンポールテント」の使い方
ポールを支柱として最初に立てそこに布などを幕としてはり空間を形成するテントを指します。
ポールの先端を頂点にした三角屋根が特徴です。
シンプルな構造ながら中央に支柱があるため丈夫で設営にも手間がかかりません。
「ドームテント」と「ワンポールテント」の違い
「ドームテント」は外枠の支柱で全体を支えるドーム構造なのに対し、「ワンポールテント」は中央にあるポールで全体を支える構造です。
支柱の位置と形状の違いから「ドームテント」はテント内に柱がなく広いスペースが利用可能で、「ワンポールテント」は中央のポールにあわせて高さがあるので上部空間に余裕が生まれるという違いがあります。
「ドームテント」の例文
・『内部を広く使うならドームテントが向いている』
・『初心者にはドームテントが人気だ』
「ワンポールテント」の例文
・『ワンポールテントは強風にも強い』
・『ワンポールテントは一人でも簡単に設営できる』
まとめ
「ドームテント」と「ワンポールテント」は支柱の構造に違いがあります。
どちらのテントにもメリットとデメリットがあるので用途や目的に合わせてふさわしいテントを選んでください。