この記事では、「応募」と「募集」の違いを分かりやすく説明していきます。
「応募」とは?
「応募」は「おうぼ」と読みます。
意味は「人材や作品を集めている人や組織に対して、自ら名乗り出たり、作品を送ること」です。
相手の条件に見合っている自分の能力や作品を採用してもらいたいと意思表示して手続きすることを表します。
「応募」の言葉の使い方
「応募」は名詞として「応募する・した」「応募総数」などと使われます。
基本的に、先に下で紹介する「募集」があり、それに対して自ら働きかけることに使われます。
「募集」とは?
「募集」は「ぼしゅう」と読みます。
意味は「広く呼び掛けて必要な人材や物を集めること」です。
企業や個人などで、ある目的で必要な人材や物を、新聞・雑誌・チラシ・ネットなどで広く呼び掛けて、意思表示して来るのを待つことです。
「募集」の言葉の使い方
「募集」は名詞として「募集する・した」「募集要項」などと使われます。
ネットなどで不特定多数に呼び掛けることもあれば、関係する人のみに知らせ、一定の水準のだけを集めて考査する場合もあります。
「応募」と「募集」の違い
「応募」は「必要とする人や組織に対して、自ら名乗り出て意思表示すること」です。
「募集」は「必要とする人材や作品を、広く呼び掛けて集めること」です。
「応募」の例文
「応募」の例文を紹介します。
・『交通安全ポスターのコンテストに応募する』
・『求人広告を見て応募する』
・『ネットの求人サイトを通して応募する』
・『懸賞に応募する』
「募集」の例文
「募集」の例文を紹介します。
・『バンドのメンバーを募集する』
・『コンビニでアルバイトを募集する』
・『ヘッドハンティング会社に依頼して人材を募集する』
・『読み聞かせボランティアを募集する』
まとめ
今回は「応募」と「募集」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様に覚えておきましょう。