「謝辞」と「謝意」の違いとは?分かりやすく解釈

「謝辞」と「謝意」の違いとは?違い

この記事では、「謝辞」「謝意」の違いを分かりやすく説明していきます。

「謝辞」とは?

この言葉には2つの意味があります。

ひとつは、感謝の気持ちを表す言葉です。

「謝」という漢字には、お礼をいう、お礼という意味があり、「辞」という漢字には、ことば、言語という意味があります。

このことから、「謝辞」にはお礼の言葉という意味があることがわかります。

お礼は感謝するようなことがあったときに述べるものなので、この言葉は感謝を示す言葉という意味になります。

もう一つの意味は、道理に反することや過ちをわびる言葉です。

「謝」という漢字には、わびる、あやまるという意味もあります。

このことから、「謝辞」にはわびる言葉という意味があることがわかります。

被害を与えた人に対して、申し訳ない気持ちを伝えることがこれにあたります。


「謝意」とは?

この言葉には2つの意味があります。

ひとつは、感謝の気持ちです。

「意」という漢字には、こころ、気持ち、思い、考えという意味があります。

このことから、「謝意」にはお礼の気持ち、感謝の気持ちという意味があることがわかります。

たとえば、これまで多くの人に支えながらプロ野球選手として活躍できたとします。

その人が引退することになり、最後にあいさつをすることになりました。

多くの人に支えられた感謝の気持ちを持っています。

その気持ちが「謝意」が意味するもので、その気持ちを伝えることは「謝意を示す」などといいます。

もう一つの意味は、道理に反することや過ちをわびる気持ちという意味です。

申し訳ないなどのおわびの言葉ではなく、気持ちを意味します。


「謝辞」と「謝意」の違い

「謝辞」「謝意」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらの言葉にも、感謝、おわびという意味が含まれています。

しかし、それぞれの言葉の意味は異なり、前者は言葉のことで、後者は気持ちのことです。

まとめ

感謝やおわびという意味を持つ点は似ているのですが、言葉なのか気持ちなのかという点に違いがあります。

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