この記事では、「ブラックペッパー」と「ホワイトペッパー」の違いについて紹介します。
ブラックペッパーとは?
ブラックペッパーとは、黒コショウのことをいいます。
コショウはインド原産の香辛料で、熱帯地域で主に栽培されています。
コショウは収穫するタイミングや外果皮を取り除くかによって4種類に分かれており、その1つがブラックペッパーになります。
ブラックペッパーは完熟する前の緑色の果実を収穫したもので、天日で干して乾燥させると黒色になります。
外果皮はそのまま残っています。
外果皮部分は辛味と香りが強いので、ブラックペッパーは肉料理などに用いられることが多いです。
特に牛肉との相性が良いとされます。
ホワイトペッパーとは?
ホワイトペッパーもコショウの一種で、白コショウと呼ばれることもあります。
完熟して赤色になっている実を収穫し、水に浸して柔らかくしてから外果皮を剥がしたものになります。
辛味の強い外果皮部分がないので、辛味が抑えられています。
ホワイトペッパーは魚料理と相性が良いといわれており、特に白身魚とよく合います。
また、ラーメンにかけたり、クリーム系の料理に使われることも多いです。
ブラックペッパーとホワイトペッパーの違い
どちらもも同じコショウの実を使いますが、収穫するタイミングと製法に違いがあります。
ブラックペッパーは完熟する前に収穫しますが、ホワイトペッパーは完熟してから収穫します。
また、ブラックペッパーは外果皮がそのまま残っているので、辛味も香りも強いです。
そのため肉料理と相性が良いとされます。
ホワイトペッパーは外果皮が除かれているので、ブラックペッパーと比較すると辛味も香りも控え目です。
魚料理と相性が良いとされます。
まとめ
完熟する前に収穫し外果皮が残っているのがブラックペッパーで、完熟した後に収穫し外果皮を取り除くのがホワイトペッパーです。
辛味と香りが強いのはブラックペッパーになります。
