この記事では、「キックボクシング」と「k-1」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キックボクシング」とは?
「キックボクシング」は、蹴り技があるボクシングのことです。
通常ボクシングは、蹴り技が存在せず、あくまで、打撃による攻撃のみが有効になり、けりを放つと販促となるところを、「キックボクシング」は、蹴りも打撃と同じ有効だとしたスポーツ格闘技です。
ちなみに、「キックボクシング」は、組み付いてからけりを放つことが許されており、かつ肘打ちも許されます。
「k-1」とは?
「k-1」は空手やキックボクシングにカンフー、合気道などの立ち技から派生する格闘技の異種格闘技戦になります。
つまり、どの格闘技が強いかということを競う目的で作られたのが「k-1」です。
したがって少林寺拳法と合気道の選手が闘うとか、空手の選手と、古武道の選手が闘うというのが「k-1」になります。
ただ、「k-1」は問題がありまして結局の所、どのスポーツが有利不利というものが考えられ始めると、相手との対決で不利なスポーツではそもそもルールで相手を縛らないと勝てないという問題が生まれルールで相手を縛ることから、選手がだんだんと持ち味を生かせなくなり、有名選手すら参加を拒んでしまうスポーツとなりました。
「キックボクシング」と「k-1」の違い
両者の違いは、「キックボクシング」という蹴りを使用できるボクシングであるか、総合格闘技であるという違いです。
「キックボクシング」は蹴りができる格闘技の一つで、「k-1」は立ちから派生する技があるいろいろな格闘技の選手を集めた誰が一番強いかを決める異種格闘技戦になります。
まとめ
「キックボクシング」に関しては、ルールが厳格でコロコロと変化しないことから、安定している格闘技でけり技がある「ボクシング」という扱いになっています。
一方、「k-1」については、コロコロとルールが変わることから、選手側がルールの変更に対応できず、だんだんと、人気が廃れまして、総合格闘技の見せ物であるいろいろな格闘技の選手が集まるという利点が失われました。
だから、今現在、テレビなんかでは、固定化されたスター選手が存在せず、コロコロとチャンピオンも変わってしまって、ルールもコロコロ変わるわけですから、誰が一番強いという固定化したチャンピオンがおらず、視聴率が叩き出せなくなり、テレビ放送すらしなくなったわけですね。