「ギンガムチェック」と「市松模様」の違いとは?分かりやすく解釈

「ギンガムチェック」と「市松模様」の違いとは?違い

この記事では、「ギンガムチェック」「市松模様」の違いについて紹介します。

ギンガムチェックとは?

ギンガムチェックとは、白色ともう1つの色で構成された格子柄のことをいいます。

縦と横の太さは同じで、間隔も一定になっています。

ギンガムチェックは英語で「gingham check」と書きます。

ギンガムは平織の生地を表しており、チェックが模様を表しています。

ギンガムの由来は諸説ありますが、マレー語でストライプを意味する「Genggang」が語源という説があります。

昔はストライプ柄の生地のことをギンガムと呼んでいました。

ギンガムチェックはチェック柄の中では一番シンプルで、シャツやスカート、ワンピースなど様々な洋服に用いられています。

カジュアル感がある柄で、カーテン等に使われることもあります。


市松模様とは?

市松模様とは、2色の四角形を交互に配置してある格子柄のことをいいます。

市松模様は歌舞伎文様の一種で、江戸時代に歌舞伎役者の佐野川市松が愛用したことから市松模様と呼ばれるようになりました。

市松模様自体はもっと古い時代から存在しており、古墳時代の埴輪の副葬品にもみられる模様です。

また、人気アニメ「鬼滅の刃」の主人公の上着にも市松模様が取り入れられていて話題にもなりました。


ギンガムチェックと市松模様の違い

ギンガムチェックと市松模様は見た目が似ていますが、色が重なる部分があるかどうかに違いがあります。

ギンガムチェックは色が交差するので重なる部分がありますが、市松模様は異なる色が互い違いに配置されています。

そのため色が重なる部分はありません。

また、どちらにも異なる色が2色使われていますが、ギンガムチェックは必ず1つは白色になります。

市松模様の場合、緑と黒といった組み合わせもあります。

まとめ

色が重なる部分があるのがギンガムチェックで、色が重ならないのが市松模様です。

それからギンガムチェックには必ず白色が使われますが、市松模様には白色を使わないものもあります。

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