この記事では、「インクジェットプリンター」と「レーザープリンター」の違いについて紹介します。
インクジェットプリンターとは?
液体のインクで印刷を行うプリンターのことをいいます。
吹き出し部分からインクを噴射し、紙にインクが吹き付けることで印刷するものです。
インクの色にはブラックやシアン、マゼンタ、イエローといった種類があります。
インクの種類が多いタイプほど、表現できる色調のバリエーションが増えます。
写真やアート作品など繊細な色の表現をしたい時に向いています。
家庭用として使われることが多いです。
レーザープリンターとは?
インクではなくトナーパウダーと呼ばれる樹脂の粉が用いるプリンターのことをいいます。
トナーパウダーを熱で溶かし紙に転写して印刷を行います。
この際、レーザーの光を利用するためレーザープリンターと呼ばれています。
レーザープリンターには家庭用もありますし、会社などで使われる業務用もあります。
印刷スピードが速く水にも強い性質があるので、印刷した部分が濡れてもにじみにくいというのがメリットです。
インクジェットプリンターとレーザープリンターの違い
インクジェットプリンターは家庭用として使われることが多く、価格もレーザープリンターに比べると割安に設定されています。
また、繊細な色彩の表現ができるので写真やアート作品などの印刷に適しています。
レーザープリンターには家庭用と業務用があり、コンパクトなタイプから大型のものまで色々あります。
はっきりした文字などを得意としています。
プレゼンの資料を作成するのに適していますが、アート作品のような微細な色を表現したい時には向いていません。
印刷スピードも速いので、大量の印刷をしたい時に重宝します。
まとめ
2つのプリンターでは印刷の仕組みに違いがあります。
繊細な色の表現に向いているのはインクジェットプリンターで、はっきりした文字等の印刷に向いているのがレーザープリンターです。