「数独」と「ナンプレ」はどちらも1から9までの数字でマス目を埋めるパズルですがどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「数独」と「ナンプレ」の違いを解説します。
「数独」とは?
「数独」とは、「パズル制作会社ニコリが商標登録している数字パズル」です。
「数独」の使い方
3×3のマス目でできた正方形9個で構成される9×9の正方形に1から9までの数字を被らないよう埋めていくパズルゲームです。
3×3の小さな正方形と縦横9個のマス目には1から9までの数字が重複せず一つずつ入ります。
縦横と小さな正方形全てに1から9までの数字を被らないように埋めるとクリアになります。
パズル制作会社ニコリが発行する雑誌「月間ニコリスト」1984年4月号の誌上で「数字は独身に限る」のタイトルで発表されたのが「数独」の初出です。
同じルールのパズルは海外に以前から存在していましたが、「数独」と名付けて紹介されたことで大人気になり海外でも「SUDOKU」という名前で広まっています。
「ナンプレ」とは?
「ナンプレ」とは、「ナンバープレース」の略で「1から9までの数字を9×9のマス目に埋めていく数字パズル」です。
「ナンプレ」の使い方
1から9までの数字を縦横とブロックでかぶらないように埋めていく数字パズルです。
「数独」と「ナンプレ」の違い
「数独」と「ナンプレ」はどちらも1から9までの数字を被らないようマス目に埋めていくパズルで、ルールや遊び方を含め全く同じものであり名称だけが異なります。
「数独」はニコリが商標登録しているのでニコリが発行する雑誌や正式に許可を得た会社以外は使用できません。
「ナンプレ」は「数独」と同じパズルの一般名称なので許可を取る必要がなく自由に使えます。
まとめ
「数独」と「ナンプレ」には商品名と一般名という違いがあります。
違いを理解しないままうかつに使用してしまうと使用料を請求される恐れがあるので注意してください。