この記事では、「チャジャン麺」と「ジャージャー麺」の違いについて紹介します。
チャジャン麺とは?
チャジャン麺とは韓国の麺料理の1つで、中国発祥のジャージャー麺から派生したものです。
中国から韓国に移住した華僑が広めたといわれています。
韓国の仁川チャイナタウンにある飲食店の1つが、提供したのが始まりとされます。
麺は小麦粉を原料としており、手打ちしたり製麺機で作られています。
具材は豚肉や玉ネギなどで、チュンジャンと呼ばれる黒味噌を使って味つけしてあります。
水溶き片栗粉でとろみをつけてあるのが特徴です。
食べる時には麺に絡むようにかき混ぜてから食べます。
中華料理店など飲食店で食べるのが一般的で、家庭料理ではありません。
ジャージャー麺とは?
ジャージャー麺とは、中国の麺料理の1つです。
軍用の食べ物として開発された汁なし麺で、日持ちするように塩辛く味付けした味噌ひき肉を麺の上にのせたのが始まりとされます。
豚を細かく切った肉やひき肉を炒め豆味噌や甜??で味をつけたものを麺の上にのせます。
ジャージャー麺は日本でも人気がありますが、本場の中国と比べると甘めにアレンジされています。
チャジャン麺とジャージャー麺の違い
チャジャン麺は韓国で生まれた麺料理で、ジャージャー麺は中国で生まれた麺料理です。
チャジャン麺はジャージャー麺がルーツなので、韓国では中華料理の1つと考えられています。
そのため良く似た麺料理ですが、チャジャン麺とジャージャー麺では味付けに違いがあります。
チャジャン麺にはチュンジャンと呼ばれる黒味噌が使われており、甘めの味付けです。
それに対してジャージャー麺は、塩辛い味付けになっています。
日本のジャージャー麺の場合、甘めのピリ辛味が主流です。
まとめ
チャジャン麺は韓国の麺料理で甘めの味付けになっています。
それに対してジャージャー麺は中国の麺料理で、塩辛い味付けになっています。