「mi5」と「mi6」の違いとは?分かりやすく解釈

「mi5」と「mi6」の違い専門用語・業界用語

架空の組織?それとも実在の組織?
この記事では、「mi5」「mi6」の違いを分かりやすく説明していきます。

「mi5」とは?

「mi5」とは、イギリス情報局保安部のことであり、“Military Intelligence Section5”の略称です。

イギリス国内におけるスパイ活動やテロ活動の防止、取り締まりなど治安維持を主な任務とする情報機関になります。

1569年に創設された秘密情報機関に起源を持ち、1909年に「mi5」として発足しました。

第二次世界大戦時はスパイの摘発など、治安維持活動に大きく貢献したと言われています。

1991年に長官名や職員数、組織の構成図など一部の情報が公表されたこと以外は、現在でも秘密に包まれている部分が多いようです。


「mi6」とは?

「mi6」とは、イギリス情報局秘密情報部のことであり、「SIS」=“Secret Intelligence Servece”の通称です。

国外における情報収集や情報工作などを主な任務としている情報機関であり、スパイアクション作品「007」シリーズを飾る主人公エージェント「ジェームズ・ボンド」が所属する機関としても有名です。

先述した「mi5」と同じく1909年に発足し、第二次世界大戦時はドイツやイギリス連邦諸国に対する諜報活動、工作を行ったと言われています。


「mi5」と「mi6」の違い

「mi5」「mi6」の違いを、分かりやすく解説します。

「mi5」はイギリス情報局保安部のことであり、国内におけるスパイ活動やテロ活動の防止、摘発などを主な任務とする情報機関です。

対して、「mi6」はイギリス情報局秘密情報部のことであり、国外における情報収集や情報工作などを主な任務とする情報機関になります。

まとめ

「mi5」とは、イギリス情報局保安部のことであり、“Military Intelligence Section5”の略称です。

「mi6」とは、イギリス情報局秘密情報部のことであり、「SIS」=“Secret Intelligence Servece”の通称です。