「張り紙」と「貼り紙」の違いとは?分かりやすく解釈

「張り紙」と「貼り紙」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「張り紙」【はりがみ】と「貼り紙」【はりがみ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「張り紙」とは?意味

シワが目立たないようしっかり広げた状態でガラス窓や壁などに固定する紙を「張り紙」【はりがみ】と言います。

閉店することを伝えたり、お詫びのお知らせをするときよく使われている方法です。

それだけ深刻なことや重要な内容が書かれている紙であり、人にしっかり伝えて問題を回避するため貼られる紙になります。

そのため、紐があればたるまないようにするため伸ばすことが必要です。

自分が主張したいことを書いて外から見えるよう窓に貼るのが役目になります。


「貼り紙」とは?意味

紙の裏に糊を塗ってボードや壁にしっかり貼る紙を「貼り紙」【はりがみ】と言います。

紙の表にセロハンテープで貼るという意味もあり、絵や書道で書いた紙を学校の黒板に貼って多くの人に披露して評価を得るわけです。

地域では専用の掲示板にイベントやコンサートがいつ行われるか日時や場所が書かれたポスターを接着させるようにして、テープや糊で平たい紙でできたものを貼って知らせます。


「張り紙」と「貼り紙」の違い

丸まっていたものをしっかり平らに伸ばした紙をたるまないようにして広げて、ボードや掲示板に固定することを「張り紙」と言います。

注意勧告や援助を募りたいなど多くの人に何を訴えているか伝えるのが目的です。

もう一方の「貼り紙」は、メモ紙やポスター、チラシなど糊やテープなどで紙を用いてぴったりと接着させるようにくっつけるという意味があります。

「張り紙」の例文

・『誠意を込めて気持ちを伝えるには、筆文字で書いた張り紙にしよう』
・『お詫びの張り紙は店舗の入り口の横が一番人目につく場所がおすすめだ』

「貼り紙」の例文

・『貼り紙は剥がれないように強力な接着力の糊を使うといい』
・『イベントがいつ始まるか分かりやすいよう貼り紙を板にぴったり貼る』

まとめ

どちらも人が見るために用いられる方法ですが、人に訴えたいことがあるとき文字を書くか、作品を楽しむため見えるように出す状況ではどちらが合うか選んでみるといいでしょう。