この記事では、「寂しい」と「好き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「寂しい」とは?
「寂(さび・さみ))しい」とは、頼りになる人や、寄り添うものがなくて、孤独な気持ちだと感じることを言います。
または、人の声や物音が少なく、にぎわいがなく、心細くなるような感じを表しています。
他にも、あればいいと思うものが無くて、物足りない感じを意味しています。
「寂しい」と似た意味を持つ言葉としては、「侘(わび)しい」、「もの寂しい」、あるいは「心寂しい」などが挙げられます。
また、「寂しい」の対義語は「賑(にぎ)やか」です。
「好き」とは?
「好き」とは、心が引かれること、引きつけられることを表しています。
または、物好きなことを言います。
他にも、気まま、自由、勝手などの意味があります。
「好き」と似ている言葉では、「好意」、「愛」、または「温かみ」などがあります。
さらに、「好き」の反対語は「嫌い」です。
「寂しい」と「好き」の違い
「寂しい」と「好き」の違いを、分かりやすく解説します。
「寂しい」とは、頼りになる人や、寄り添うものがなくて、孤独な気持ちだと感じることを表しています。
一方、「好き」は、心が引かれること、引きつけられることを意味しています。
この場合の「寂しい」には、孤独感がありますが、「好き」は、愛情や温かさがあるので、この点が異なっています。
「寂しい」の例文
・『彼は晩年、寂しい生活を送っていた』
・『寂しい山道を歩いていく』
・『口寂しくて、ついお菓子を食べてしまう』
「好き」の例文
・『私は好きなことを仕事にしています』
・『大好きな存在があると、毎日が幸せに感られます』
・『「好きこそものの上手なれ」とは、よく言ったものだ』
まとめ
「寂しい」と「好き」は感情を表した言葉です。
どう感じるかはその人にしかわからないものです。
どちらも会いたい気持ちがありますが、「寂しい」はどちらかと言うと、ネガティブな感情になってしまっているところがあります。
まずは自身で自分の心を満たせるようにし、「好き」や愛、あるいは慈しみの気持ちを抱いて、会いたいと思えるようになりたいものです。