「党員」と「議員」の違いとは?分かりやすく解釈

「党員」と「議員」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「党員」「議員」の違いを分かりやすく説明していきます。

「党員」とは?

党員は、とういんという読み方をすべき言葉です。

文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、同じ思想を持つ人々のグループやせいとうといった意味の党の文字に、とある組織を構成する人といった意味がある員の文字を加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から党員は、政党に所属する者を表すのです。


「党員」の言葉の使い方

党員は、政党の構成員を意味する言葉として使われています。

政党に対して入党申請を行い、党に認定された人に対してこの党員という言葉が使用されているのです。


「議員」とは?

議員は、ぎいんという読み方をする言葉となっています。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、ぎいんの略語や意見を出して話し合うといった意味を持っている議の漢字に、ある仕事に関わっている人といった意味がある員の漢字を付け足す事で成立した言葉です。

だからこそ議員は、地方議会や国会といった機関を構成し、議決権を持っている者を示します。

「議員」の言葉の使い方

議員は、選挙民の意見を国や地方自治体の政策に反映する力を持つ者という意味で用いられる言葉です。

市民を代表する立場と言える人物であり、国や地方の選挙に立候補して当選した人に対して使用されます。

「党員」と「議員」の違い

党員と議員の文字表記を並べれば、直ぐに党と議という漢字の違いを発見する事が可能です。

所がその後は同じ員の漢字であり、どちらも政治に関連した言葉である点が厄介だったりします。

とはいえ違いもあり、党員は政党を構成する人を表します。

一方の議員は、地方や国の選挙に当選した人物を示すのです。

まとめ

党員と議員は共に、政治に関連した言葉となっています。

ただし党員は政党の構成員を表し、必ずしも議員ではありません。

対する議員も、選挙に当選した事で選挙民の意見を政策に反映する力を持つ人を示しますが、必ずしも政党に属している訳ではないです。