「アカデミー」と「ユニバーシティ」の違いとは?分かりやすく解釈

「アカデミー」と「ユニバーシティ」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「アカデミー」「ユニバーシティ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アカデミー」とは?

「アカデミー」の意味は以下の通りです。

1つ目は「特別な教育や訓練をする学校」という意味で、公設・施設を問わず、ある事柄に特化した教育課程を採用している専門学校のことです。

2つ目は「学ぶ場所」という意味で、歴史上で使われてきた人が学ぶ施設のことです。

3つ目は「アメリカで、私立の中高学校」という意味で、ざっくりとした私立高校のことです。

4つ目は「芸術・科学・文学など振興を図る協会」という意味で、教育的なことを発展させるための組織のことです。

上記に共通するのは「専門的な教育をする」という意味です。

「アカデミー」は英語の「academy」が日本語化した言葉で、哲学者プラトンが紀元前に設立した学園の名称「アカデメイア」に由来しています。


「アカデミー」の使い方

「アカデミー」は日本語の場合、名詞として「音楽アカデミー」「アカデミーの一員」などと使われます。

服すの学部を併設している大学というよりは、一つの事柄を専門的に学ぶところをというニュアンスです。

基本的に、特別な教育や訓練をする専門学校のことや、芸術・科学・文学などの振興を図る協会のことに使われる言葉です。


「ユニバーシティ」とは?

「ユニバーシティ」の意味は以下の通りです。

1つ目は「総合大学」という意味で、複数の学部の他に、大学院や研究所などを併せ持ち、学位を取得できる大学のことです。

2つ目は「大学の敷地や建物」という意味で、大学の建物や敷地など、建物の存在自体ことです。

3つ目は「大学生・職員」という意味で、「the university」と集合名詞として使われます。

4つ目は「大学生の研究チーム」という意味で、ゼミなどで結成された専門分野を研究するチームのことです。

上記に共通するのは「総合的に学ぶ大学」という意味です。

「ユニバーシティ」の使い方

「ユニバーシティ」は日本語の場合、名詞として「ユニバーシティを卒業する・した」「ユニバーシティに在籍中」などと使われます。

基本的に、複数の学部を持ち、大学院や研究所などを持ち、学位を取得できる資格を持っている大学に使われる言葉です。

「アカデミー」と「ユニバーシティ」の違い

「アカデミー」「特別な教育や訓練をする専門学校」「芸術・科学・文学などの振興を図る協会」という意味です。

「ユニバーシティ」「複数の学部を持ち、大学院や研究所などを持ち、学位を取得できる資格を持っている大学」という意味です。

「アカデミー」の例文

・『彼は芸術アカデミーを卒業している』
・『高校からアカデミーに通う』
・『スキルを伸ばす為にアカデミーに進学する』
・『彼は学校でアカデミックな教育を受けた』

「ユニバーシティ」の例文

・『アメリカのユニバーシティは規模が違う』
・『ユニバーシティの大学院に通う』
・『ユニバーシティでエコノミーを専攻する』
・『ユニバーシティは4年生が基本だ』

まとめ

今回は「アカデミー」「ユニバーシティ」について紹介しました。

「アカデミー」「専門の教科を学ぶ学校」「ユニバーシティ」「複数の学部を持つ総合大学」と覚えておきましょう。