「スクイズ」と「ホームスチール」の違いとは?分かりやすく解釈

「スクイズ」と「ホームスチール」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「スクイズ」「ホームスチール」の違いを分かりやすく説明していきます。

「スクイズ」とは?

野球においてランナーが三塁にいる状態で走者が本塁走り打者がバントをすることで三塁ランナーに得点をさせる作戦で、難易度がかなり高く、失敗すると三塁ランナーがアウトを取られる弱点があります。

ノーアウトかワンアウトでないと行うことすらではない作戦です。


「ホームスチール」とは?

三塁ランナーが盗塁で本塁を目指すことで、難易度は高いですが打者の技量とは全く関係なく行うことができます。

ランナーが多いほうが撹乱しやすいというメリットが有るのも特徴ですが、ハイリスクなこと、次のバッターが打っても問題ない点であまり使われない作戦です。

相手の虚をつく作戦ということができます。

成功するために三塁ランナーは足が早いことに越したことはありません。


「スクイズ」と「ホームスチール」の違い

「スクイズ」「ホームスチール」の違いを、分かりやすく解説します。

スクイズは三塁ランナーをバントで生還させる作戦で、バッターが強打者であれば行う必要はかなり低くなります。

バントの巧者であれば行える作戦という程度で毎試合必ず見られるようなものではありません。

ホームスチールは三塁ランナーが本塁を盗塁することで得点になりますが、こちらも難易度が高いですが、盗塁自体にはバッターの技量はあまり左右されないものとなっています。

ただしバッターが強打者であれば打たせて進塁させたほうが手堅いのも確かでしょう。

ややトリッキーな作戦として挙げられ、こちらもあまり頻繁に試合で見られるものではありません。

ただしここで失敗しても打者は同じまま次の回が迎えられるというメリットもあります。

まとめ

「スクイズ」「ホームスチール」は野球においてトリッキーな作戦ということができ、なかなか使われるものではありません。

なお、「スクイズ」「ホームスチール」の両方を狙うということも不可能ではありません。