肌にぴったりと張り付く下半身用の衣類として「スパッツ」と「タイツ」があります。
この二つの衣類はどのような違いで区別されるのでしょうか。
今回は、「スパッツ」と「タイツ」の違いを解説します。
「スパッツ」とは?
「スパッツ」とは、「足から膝あたりまでをぴっちりと包むように履く下半身用衣類」です。
「スパッツ」の使い方
短パンのような形状をした下半身用衣類で、生地がとても薄くぴったりとフィットします。
フィットネスやヨガなどトレーニングウェアとして使用されるほか、短パンやスカートのアンダーウェアとしても着用されます。
「タイツ」とは?
「タイツ」とは、「厚手の生地で作られた腰から足先までを覆うぴったりとした衣類」です。
「タイツ」の使い方
足先まで覆う下半身用衣類を指す言葉で、比較的厚手の生地で作られています。
分類しては靴下の一種に当たり、元々足首あたりまでの長さだった靴下がどんどん長くなって太ももより上の長さになり左右が一体化し腰で履く形状になったものが「タイツ」です。
生地の厚さは30デニール以上が基準となっています。
「スパッツ」と「タイツ」の違い
「スパッツ」と「タイツ」の違いは「形状」です。
「スパッツ」には腰を通す穴と両足を通す穴の計三つの穴が空いているのに対し、足先まで覆う「タイツ」には腰を通す穴ひとつしか空いていません。
生地の厚さも「スパッツ」は薄手、「タイツ」は厚手と違いが見られます。
「スパッツ」の例文
・『トレーニングのためにスパッツを履く』
・『スパッツを履くと体のラインがはっきりわかる』
・『スカートの下にスパッツを履いておく』
・『自転車に乗る時はスパッツに着替える』
「タイツ」の例文
・『寒いのでタイツを履く』
・『バレエ用のタイツを購入する』
・『タイツの上にズボンを履く』
・『タイツは長い靴下だ』
まとめ
「スパッツ」と「タイツ」は全くの別物です。
それぞれの定義を覚えて正しく使い分けてください。