この記事では、「フェイスパウダー」と「ベビーパウダー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フェイスパウダー」とは?
ベースメイクの仕上げに使用をする化粧品のことです。
「パウダー」というように粉状になっています。
「フェイスパウダー」には2つのタイプがあります。
ひとつは「ルースパウダー」です。
サラサラとした粉末状になっており、メイクの最後に使用をすると軽い仕上がりになります。
もうひとつは「プレストパウダー」です。
粉をぎゅっと圧縮した固形状になっています。
容器から粉がこぼれにくいので、持ち運びに便利です。
「フェイスパウダー」の役割は、メイク崩れを防ぐ、テカリを防ぐ、毛穴の目立ちを防ぐです。
また、紫外線を防ぐ働きを加えたものもあります。
「ベビーパウダー」とは?
あせもやおむつかぶれなどを防ぐために使用をする粉末のことです。
大人も使用できますが、乳幼児に使用することが多いため、このように呼ばれています。
主な成分は、タルクやカオリンなどの鉱物、コーンスターチなどのでんぷんです。
粉末が毛細管現象によって肌表面の水分を吸いあげ、肌表面をさらっとした状態に保ちます。
タルクやコーンスターチはすべりがよい成分で、肌表面につけると肌のすべりがよくなります。
これによって、肌と肌、肌と服の摩擦を軽減させます。
乳幼児の肌は摩擦に弱いので、肌のトラブルを防ぐためにはすべりをよく保つことが大切です。
「フェイスパウダー」と「ベビーパウダー」の違い
「フェイスパウダー」と「ベビーパウダー」の違いを、分かりやすく解説します。
前者はメイクの仕上げに使用をするものです。
メイク崩れを防ぐ、テカリを防ぐ、毛穴の目立ちを防ぐなどの目的で使用をします。
後者はあせもやおむつかぶれを防ぐために使用をするものです。
皮脂を吸着してテカリを防ぐ働きは期待できるでしょうが、本来の用途ではありません。
まとめ
メイクの仕上げに使用をするもの、あせもやおむつかぶれを防ぐために使用するものと、使用目的が異なります。