「くし」と「ブラシ」の違いとは?分かりやすく解釈

「くし」と「ブラシ」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「くし」「ブラシ」の違いについて紹介します。

くしとは?

くしとは、髪の毛をといたり髪型を整えるために使用する道具のことをいいます。

髪の毛に飾ることもあります。

また、コーム(comb)と呼んだりもします。

くしの形は板状で、等間隔の切込みが入っています。

切込みと切込みの間のことは歯といいます。

昔は、髪の毛についたシラミやダニなどの虫やフケ、ホコリなどを取り除く役割もありました。

しかし、衛生環境が良くなったこともあって、そういった役割はなくなりました。

くしの歴史は古く、日本では縄文時代にすでに存在していたとされます。

現在は形や使われる素材も様々で、沢山の種類のくしが販売されています。


ブラシとは?

ブラシも髪の毛をといたり髪型を整えるための道具で、英語ではhairbrush(ヘアブラシ)といいます。

単にブラシというと、掃除用のブラシや歯ブラシ、筆なども含まれます。

ヘアブラシは歯の部分が何列もあって、持ち手部分が付いているのが一般的です。

動物の毛を使っているものもありますし、樹脂製や金属製のものもあります。

また、ペット用のブラシもあり、毛玉ができないようにブラッシングしたりもします。


くしとブラシの違い

くしとブラシでは、厚みに違いがあります。

歯の部分が1列のみで薄いのがくしで、歯の部分が複数列あって厚みもあるのがブラシです。

それから用途も微妙に異なっており、髪の毛を全体的に梳かしたり整えたい時にはブラシの方が向いています。

前髪だけをちょっと整えたいという時には、くしの方が整えやすいです。

また、くしは分け目をつくったり、髪の毛を逆立てたりするのに使うこともあります。

大きさはブラシの方が大きく、くしの方がコンパクトです。

まとめ

くしとブラシでは、歯の部分が一列なのか複数列あるのかに違いがあります。

歯の部分が一列だけなのがくしで、複数列あるのがブラシになります。