この記事では、「戦い」と「闘い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「戦い」とは?
「戦い」は、明確に勝者と敗者が存在しており、どちらかになることです。
そのうえで、「戦い」は、勝ちと負けを導く存在が複数おり、秩序がないことがあります。
なので、戦争という行為は、まさに「戦い」で複数の人間が勝敗をかけて秩序を度返しで争ってました。
逆にボクシングなんかは、ボクサー同士合わせて2人がリングで戦うので、決闘という形で闘志を燃やす「闘い」です。
なお、すべてにおいて、集団で戦争行為になることを「戦い」というわけではありませんが、「戦い」は基本姿勢が集団で、勝者を決める行為を意味します。
「闘い」とは?
「闘い」は、個人間で相手と対戦し勝敗を決めることを意味します。
なので、ボクシングのように個人間でお互いがリングで勝敗を決めるようなものは「闘い」になります。
ですが、「戦い」という言葉でも個人間で争うような競技を意味するのでボクシングの場合でも、明確にどっちが勝つか負けるかを決めるサドンデスなどがある場合はルールむようになるのでこれはもう戦争と変わらず「戦い」です。
「戦い」と「闘い」の違い
両者の違いは、勝ち負けが絶対にあり、どちらかになるかという点と集団で争うかという違いと、個人間のみでの争いであるかです。
「戦い」はいわば、勝ち負けが重要でもはやこれは戦争と言ってもよい大規模な戦闘行為です。
一方、「闘い」はまだマイルドでスポーツマンシップに則るので争いの姿勢にルールがあります。
逆に、「戦い」は言い方が悪いんですが、ルールはどうでもよく、勝てばいいの精神です。
「戦い」の例文
・『戦いに勝つには秘境も作戦のうちである』
・『大規模な戦いに発展した』
「闘い」の例文
・『サドンデスがあるボクシングは、ボクサー同士の闘いにおいてはまさに剣闘士の様である』
・『麻雀がまさか2人だけの闘いになるとは』
まとめ
「戦い」については、集団戦闘による結果、勝ち負けがあるというものです。
なのでオリンピックの選手なんかも集団で争うので、「戦い」です。
一方、スポーツでも個人競技になると「闘い」でもあり、「戦い」でもあります。
個人競技の場合、どのような方法でも勝てばいいという精神になるとこうなると、「戦い」と変わりません。
「戦い」は勝てばよいので、ルール違反をしても勝てばよいわけです。
しかし、スポーツの場合、ルールを守らないと失格になるので、大抵が「闘い」を意味するルール制限付きの決闘になります。