この記事では、「カレッジ」と「ユニバーシティ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カレッジ」とは?
「カレッジ」は小規模な大学を指して使われます。
基本となるのは学部の数で「カレッジ」と呼ばれる大学は工業大学や商科大学のような学部が一つしかない単科大学です。
また「カレッジ」にはニ年で卒業となるいわゆる短期大学も含まれています。
ただし基本となり決定的な要素となるのは単科大学か否かです。
学部が少なければ学生も少なく大学の規模も小さいですが、短大も卒業までの期間が短いので必然的に生徒数も少なくなるので、小規模な大学を指す「カレッジ」に含まれることになります。
「ユニバーシティ」とは?
「ユニバーシティ」とは総合大学を指す言葉です。
文科と理科を始めとして複数の学科学部がある大学が「ユニバーシティ」と呼ばれます。
また複数の学部があっても2年制の短期大学は「ユニバーシティ」とは呼ばれません。
複数の学部がある上に4年制なため学生の数も多くなり必然的に大学自体の規模も大きい、そんな大学が「ユニバーシティ」です。
「カレッジ」と「ユニバーシティ」の違い
「カレッジ」と「ユニバーシティ」の違いを、分かりやすく解説します。
規模の小さい大学が「カレッジ」で規模の大きい大学が「ユニバーシティ」です。
基準としては学部が一つしかない単科大学や2年制の短期大学が「カレッジ」、4年制で複数の学部からなる大学が「ユニバーシティ」になります。
基本的には学部の数が基準になりますが学部の多い総合大学でも2年制の場合は「カレッジ」と呼ばれるので、総合大学で4年制なら「ユニバーシティ」、そうでないなら「カレッジ」とも言えるでしょう。
まとめ
基本的には小規模な大学が「カレッジ」で大規模なら「ユニバーシティ」と考えておけば良いでしょう。
具体的に「カレッジ」と「ユニバーシティ」を分ける境界線は学科が複数あるかと4年制の大学かどうかですが、「カレッジ」でも総合大学だったり4年制の大学もあるので、単純に単科大学か短大を指すわけではありません。