「目標」と「指標」の違いとは?分かりやすく解釈

「目標」と「指標」の違い生活・教育

この記事では、「目標」「指標」の違いを分かりやすく説明していきます。

「目標」とは?

「目標」とは何かをする際に目的を果たすため設けられた目安です。

売上を倍にするというように最終的な目的がそのまま「目標」となっていることもありますが、最終目的を達成するまでの間に達成するべきことや区切りのいいポイントを「目標」にすることもあります。

なにか行動したり行動計画を立てる際に達成したりその条件を満たすことを目指すものが「目標」であり、「目標」を実現させるためになにが必要かなにをするべきかなどを考えることになるでしょう。


「指標」とは?

「指標」とは物事や状況などを判断したり価値や評価する時の基準です。

例えば先月はこの商品が90個売れたから今月は100個仕入れておけば品切れしないだろう判断して仕入れした場合、先月の売上が仕入れる数を決める「指標」になっています。

「指標」はすでに見えている情報をなんらかの基準に据えたものなので、これから起こるなにかの結果を「指標」にすることもありますが、基本的にはすでに終わっていたり中間地点などの結果が「指標」になるものです。


「目標」と「指標」の違い

「目標」「指標」の違いを、分かりやすく解説します。

最終的な目的達成のために設けられた目安が「目標」で、何かを判断するための基準に使われる情報が「指標」です。

「目標」は現在の状況から考えて未来になにを達成する必要があるかを決めるものですが、「指標」は過去の情報を基にして現在の評価や今何をするかを決めるものになります。

まとめ

「目標」は最終的あるいは中間地点としての目的地であり、「指標」は目的地に近付くために何をどうするべきかを判断するための基準と言えます。

「目標」「指標」がなくても設定できますが逆に「指標」はなんらかの直近の「目標」を設定した上で、そのための判断や評価するための材料になりそうなものを考慮しなければ設定できないでしょう。