この記事では、「砂丘」と「砂漠」の違いを分かりやすく説明していきます。
「砂丘」とは?
砂丘とは、さきゅうという読み方をする言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、非常に細かい石の粒といった意味の砂の漢字に、小高い地形という意味がある丘の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ砂丘は、砂が堆積して出来た丘を表すのです。
「砂丘」の言葉の使い方
砂丘は、砂で出来た丘に対して使われる言葉となっています。
より具体的には、風により砂が運ばれて来た結果、堆積して生まれた丘状の地形に対して、この砂丘という言葉が使用されるのです。
「砂漠」とは?
砂漠は、さばくという読み方をすべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば直ぐに理解出来る事ですが、すなや石のごく細かいものといった意味を持っている砂の文字に、何もなくてとても広いといった意味を有する漠の文字を加える事で完成した言葉です。
以上の事から砂漠は、雨量が極端に少ないため植物が育たず砂礫や岩石で構成される地域を示します。
「砂漠」の言葉の使い方
砂漠は、植物がほとんど存在せず砂礫や岩石で構成された地域に対して用いられる言葉です。
砂だらけの広大な荒れた地域を示す際に、この砂漠という言葉が使用されています。
「砂丘」と「砂漠」の違い
砂丘と砂漠の文字表記を見比べれば、2文字目の漢字が丘と漠という違いがある事に気付く事が可能です。
所が最初の漢字は同じ砂であり、砂で覆われた場所を表す言葉同士となっています。
ただし砂丘は、風で運ばれた砂が形成した丘を表す言葉です。
一方の砂漠は、植物がほとんど存在せずに砂礫と岩石で構成された地域を示します。
まとめ
2つの言葉は共に、砂だらけの場所を示す言葉です。
ですが表す意味合いには相違点があるので、そこをきちんと理解すれば使い分けで悩む事はありません。
ちなみに砂丘は、砂で形成された丘状の地形に対して使われる言葉です。
対する砂漠は、雨量が少なく岩石や砂礫で構成された地域に対して用いられる言葉となっています。