この記事では、「マロニー」と「春雨」の違いについて紹介します。
マロニーとは?
マロニーとは、マロニー株式会社が販売しているでんぷん麺です。
マロニー株式会社は大阪に本社を置く食品メーカーで、1963年に主力商品となるマロニーを開発しました。
まろやかに煮えるという意味でマロニーと名付けられています。
麺の断面はリボン型になっており、表面積が大きいという特徴があります。
また、麺の中には気泡が沢山あるので、出汁やスープを吸い込むことで味がよくしみます。
そのため鍋物や汁物などに最適です。
サラダや和え物、炒め物などにも使われています。
マロニーの原料は、北海道産のじゃがいもでんぷんと国内産のとうもろこしでんぷん(コーンスターチ)です。
春雨とは?
春雨は、でんぷんを原料とする加工食品です。
でんぷんには緑豆やじゃがいも、さつまいも等が原料として使われます。
春雨は元々、中国から伝わった食べ物で、日本には鎌倉時代に精進料理に使う具材として伝来しました。
現在日本で流通している春雨には、中国産のものと国産のものがあります。
中国産には緑豆を使ったものが多く、国産にはじゃがいもやさつまいも等を使った春雨が多いです。
日本では奈良県が主な生産地で、シェアの6割を占めています。
マロニーと春雨の違い
マロニーと春雨は見た目も味も似ていますが、マロニーはマロニー株式会社が販売している商品の名前です。
春雨は食品名なので、特定の商品を指すわけではありません。
それから使用している原料にも違いがあり、マロニーにはじゃがいものでんぷんとコーンスターチが使われています。
春雨の原料は、緑豆やじゃがいも、さつまいも等のでんぷんです。
また、マロニーは独自の製法で作っており、春雨よりも煮崩れしにくいように加工されています。
まとめ
マロニーはマロニー株式会社が販売しているでんぷん麺の商品名で、春雨は緑豆やじゃがいも、さつまいも等のでんぷんを原料とする麺の食品名です。