「紅あずま」と「紅はるか」の違いとは?分かりやすく解釈

「紅あずま」と「紅はるか」の違い食べ物・飲み物

この記事では、「紅あずま」「紅はるか」の違いについて紹介します。

紅あずまとは?

紅あずまはサツマイモの品種の1つで、1985年に品種登録されました。

日本で販売されているサツマイモの中でも流通量が多く、千葉県や茨城県などで主に栽培されています。

そのため関東で人気の高い品種です。

サツマイモにはねっとりした食感のものとホクホクした食感のものがありますが、紅あずまはちょうど中間くらいの食感です。

両方の食感を楽しむことができ、甘みもあります。

皮は濃い赤紫色をしており、果肉は黄色です。

焼き芋や大学芋、煮物、天ぷら、スイートポテト等、様々な料理やお菓子に使われています。


紅はるかとは?

紅はるかとは、2010年に品種登録された比較的新しいサツマイモの品種です。

鹿児島など九州を中心に栽培されています。

紅はるかはとても甘味が強いのが特徴で、スイーツに匹敵する甘さといわれます。

特に加熱すると甘味が強くなるので、焼き芋に向いています。

紅はるかの名前は、他のサツマイモよりもはるかに美味しいという意味でつけられました。

しっとりした食感となっており、ホクホク感も感じられます。

また、紅はるかにはヤラピンという成分が含まれています。

ヤラピンは加熱しても壊れにくい性質があり、便秘を解消してお通じを良くする効果があります。

食物繊維も豊富なので、腸内環境を整えるのに最適です。


紅あずまと紅はるかの違い

紅あずまと紅はるかの違いは、味と食感にあります。

サツマイモの中ではどちらも甘い品種ですが、特に紅はるかは甘味が強いです。

また、紅あずまはねっとりした食感とホクホクした食感の中間くらいの食感です。

紅はるかはしっとりしつつホクホク感もある食感になっています。

関東で人気なのは紅あずまで、関西で人気なのは紅はるかです。

まとめ

紅はるかは甘味が強く、関西などで人気があります。