「はぐらかす」と「ごまかす」の違いとは?分かりやすく解釈

「はぐらかす」と「ごまかす」の違い生活・教育

この記事では、「はぐらかす」「ごまかす」の違いを分かりやすく説明していきます。

「はぐらかす」とは?

「はぐらかす」は、自らが相手の追及をかわそうと考えた際、論点をすり替えて別の話に持っていこうとすることです。

「はぐらかす」は、巧みさが重要とされていて、巧みに論点をずらしたり話題をすり替えようとする点がポイントになります。

なお、論点をずらしたり、話題をすり替えようとして失敗した場合、第3者から言われる言葉は、「はぐらかすな」という言葉になります。


「ごまかす」とは?

「ごまかす」は、人を騙したり自ら犯罪行為をして、金品を盗んだり、自分の利益とすることです。

例をあげれば、「売り上げをごまかす」であれば、これは自分の収入とするために売り上げを盗む行為を意味します。

なお、これら行為は犯罪になりますので、「ごまかす」は、犯罪行為である場合とそうではないケースの2パターンがあります。


「はぐらかす」と「ごまかす」の違い

両者の違いは、相手の追及をかわそうと論点をすり替えて当座過労とすることか、自分の利益を追求するうえで相手を騙してまで利益を追求しようとする姿勢であるかという違いです。

「はぐらかす」は、相手の追及が激しいので論点をすり替えて遠ざかろうと考えることですが、「ごまかす」は、自己の利益のためには犯罪行為ですらやってしまうことです。

「はぐらかす」の例文

・『彼はどうやら、自分が窃盗犯であることをはぐらかすことに失敗したようだ』

「ごまかす」の例文

・『売上金の一部をごまかす』

まとめ

「はぐらかす」は、犯罪者だと疑われた場合などに論点をすり替えて話題を変えようと試みる場合も「はぐらかす」になり、この場合は、かなり相手側から論点をすり替えたことについて疑いを持たれます。

なので、「はぐらかす」「ごまかす」については、「はぐらかす」は追及をかわすために論点をすり替えようとしている点についてはうそをついていませんが、「ごまかす」は平気で嘘をついて自己の利益を確保することのみに追力すると考えるとよいでしょう。