この記事では、「スタジャン」と「ブルゾン」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「スタジャン」とは?意味
スタジオジャンバーを略して「スタジャン」と言い、主に野球選手が着る上着のことをこのように呼んでいます。
外で試合することが多い選手のために考案した上着で、厚みのある素材は袖の部分と胴体部分の色がはっきり色で区別してあるところが他のブルゾンとは違い、とても個性的です。
若者の間で受けて、アメリカでは学生がこぞって着る人気を博した上着となっていきます。
特徴としては、背中や胸元にチーム名やロゴが刺繍してあるものが多く、人を魅了して離しません。
素材は柔らかいウール・メルトンを胴体部分に採用し、腕にはレザーを用いています。
主な用途は冬の寒い時期にスタジオで着る防寒着として、今でも選ばれています。
「ブルゾン」とは?意味
裾がしぼってあるブラウスという意味がある「ブルゾン」は、フランスで多くの人が着ていた上着です。
フランスでは裾や袖の長い服が仕事のとき汚れてしまわないよう作業着として着ていました。
今ではカジュアルな服装に合わせるものとしてお洒落な人が選ぶ服となり、世界中の人に選ばれています。
また、ジャケットよりも裾丈が短いため動きやすので、運動するときや軍隊の防寒着としても選ばれています。
「スタジャン」と「ブルゾン」の違い
袖や裾、首元は二色のストライプ柄をあしらっているのが「スタジャン」であり、腰よりも少し下あたりの短い丈が主流です。
軽く、袖周りがゆったりしていて着易いため、太めの男性にも選ばれています。
デザインが個性的なため、流行に敏感な大学生がこぞって着る服となり、一時多くの学生が着るブルゾンとして話題を集めました。
もう一方の「ブルゾン」の素材は丈夫なデニム生地で作られたジージャンやフライトに適した防寒効果が高いMA-1、シープスキンから作れたレザーブルゾンなど様々な種類があります。
どれも丈が短く、動きやすさを考えていますが、「スタジャン」より色が落ち着いたものが多く、とくに刺繍などがあしらわれていない地味なものが多いという違いが見られます。
まとめ
丈が短く、丈夫で長く着れるところはどちらも同じですが、見た目のお洒落さと個性を求めるか、防寒着として過酷な状況で使えるものがいいかを考えてから選ぶといいでしょう。