この記事では、「馬が合わない」と「反りが合わない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「馬が合わない」とは?
馬が合わないは、うまがあわないという読み方をすべき言葉です。
元々は馬に乗った時に、乗り手と馬の意思が上手く通じなかった事から、この馬が合わないという言葉が生まれたとされています。
なので馬が合わないは、考え方や好みが合わずに付き合い難いという意味を表すのです。
「馬が合わない」の言葉の使い方
馬が合わないは、気が合わないという事を表現する言葉となっています。
仕事上やプライベート等で、考え方や意見が合わずに衝突してしまったり、会話が続かない様な人に対してこの気が合わないという言葉が使用されるのです。
「反りが合わない」とは?
反りが合わないは、そりがあわないという読み方をする言葉となっています。
元は、日本刀の刀身が上手く鞘に収まらないという状態から生まれた言葉とされているのです。
ただしそこから、男女関係も連想させ表す言葉であるとされています。
だからこそ反りが合わないは、相性が悪いという意味を示すのです。
「反りが合わない」の言葉の使い方
反りが合わないは、気心が合わないといった意味の言葉として用いられています。
特に同性間よりも、異性間での相性の悪さを示す際に使用される言葉となっているのです。
「馬が合わない」と「反りが合わない」の違い
馬が合わないと反りが合わないの文字表記を並べてみると、直ぐに馬と反りという言葉の違いに気付く事が出来ます。
所がそれ以外の言葉は同じであり、どちらも気が合わないという意味を持っている点がややこしいです。
ただし馬が合わないは基本的に、同性同士の相性の悪さを表す際に積極的に使われます。
一方の反りが合わないは、異性間の相性が悪い事を示す際に、用いられる事が多いです。
まとめ
2つの言葉は同一の文字が多く使われている上に、共に相性が悪いという同じ意味を持っています。
とはいえ馬が合わないの方は、主に同性同士で気が合わない関係を表現する言葉です。
対する反りが合わないは、異性同士で気が合わない様子を示す際に用いられる事が多くなっています。