この記事では、「大企業」と「中小企業」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大企業」とは?
「大企業」は、大きい会社というだけで実は、定義みたいなものは一切ありません。
なので、言い方が悪いんですが、周囲の人たちの意見だったり、会社自体の印象という見た目で大きい会社だと周りが言い出すか個人が言い出せば「大企業」になるんですが、問題としては、100人の人間がいたと仮定し、50人がこの企業は「大企業」だと言っても残りの50人がこの企業は「大企業」ではないと言い出せば、その企業は「大企業」としては見なさない可能性が高いということです。
「中小企業」とは?
「中小企業」は、日本においては定義がありまして、小売業やサービス業であれば、資本金が5000万あり、従業員が100名まで雇い入れているという条件のいずれかをクリアすれば「中小企業」になります。
なお、「中小企業」と自社の企業が国に認められるか、「小規模事業者」と国に認められるかによって会社に課せられる税金が変わります。
「大企業」と「中小企業」の違い
両者の違いは、国が明確に定義して企業という会社の大きさについて明確に定義しているか、自称であるかです。
「大企業」は、一応「中小企業」よりも大きい会社だったら「大企業」というのですが、これはあくまで自称です。
逆に「中小企業」は国が明確に定義しており、定義に当てはまれば「中小企業」です。
「大企業」の例文
・『一流大企業を自負していた会社が倒産した』
「中小企業」の例文
・『中小企業ながらも信用が高い会社に就職できた』
まとめ
「大企業」については、あくまで周囲の意見とか自称で自分たちの会社は大きいと言っているだけになります。
なので、一応、「中小企業」という定義の会社よりも大きい会社だったら「大企業」なんですが、必ずしも信用がある会社だと言い切れません。
なぜなら、どのような過程で会社が成長したかが明確でない場合、一時的な急成長の場合、経営に失敗すると途端に、「中小企業」よりも小さな会社の、「小規模事業者」になる可能性があります。